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オランダの小学校へ。

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オランダの小学校へはこちら。▶小さなアーティストのための創作クラス:Atelier for KIDSはこちら。

金曜日の午前中、group1,2(4~6歳児クラス)で、創作の時間をさせてもらいました。やりたい!と手をあげてくれた子どもたちは、絵の具を取り出すわたしに「わたしはブルー」「ぼくは赤」と伝えてきて、早くもワクワクを抑えきれない様子。Atelier for KIDs in Netherlandsのスタートです。

教室の隣の小さな体育館を使わせてもらったのですが、なぜかテーブルの下で絵の具を触るこどもたち。

「机、どかすよ〜」という私↑笑

創作のテーマに選んだのは折り染めです。日本でもオランダでも、子どもたちの反応は同じ。「Beautiful!」を連発するわたしに、子どもたちも真似をして一色つけるたびに「Beautiful!」とため息とともに出来を見せてくれます。

この素材テーマには、美しさだけではない教育的な意味合いが色濃く隠されていて、子どもたちと発見しながら、ことばでも伝えたいことがたくさん。ですがこの年齢の子どもたちは、まだオランダ語のみしか理解しない子が多く、「Beautiful!」という新しい英語のことばとともに、体験し味わいつくしました。(小学校ではオランダ語の音読学習が徹底され、外国語学習は初歩のみ。しかし、中学生以降では外国語の原書を読破することが義務づけられる。多くの国民が3ヶ国語を話し、英語の成績は、TOEFLスコアで世界一位。)

どの学年のクラスでも、子どもたちに「英語でお話しできる?」と聞くたびに「他に何語ならいい?」と聞き返されます。「私のお母さんは○○という国からきて、英語をしゃべるから、私もわかるよ」など、できる範囲で通訳もかってでてくれます。

滞在先の中学生の男の子も、英語、ドイツ語、フランス語、と母国語以外に3つの言語の試験が今週あると、父親と熱心に勉強をしていました。中学生になると、小学生とは比較にならないくらいハードな学習課題が課されるのだなと感じました。

校長先生が仰っていた、「中学生になったら、自己責任において学んでいくことが急に課されるから、今のうちに自律する気持ちを育てるようにしています」の意味が腑に落ちました。しかし逆にいうと、学ぶ姿勢と自己肯定感をしっかりと育んでいることで、その後のハードな課題にも、いちばん大切な学ぶ意欲が阻害されないということなのでしょう。

できあがった作品を並べて乾かしていると、これは?と折り紙を指差す子どもたち。

先日高学年のクラスでやってみせた切り紙「折って切って開く」を見せてあげようとするまえから、折り紙の入れ物に書いてあるインストラクションをじっと見て、自分で折ろうと試みる子どもたち。6年生と同じ行動だなあと思う私。学びたい知りたいやってみたいという動機を、すぐその場で消化していく。そしてそれをいつも奨励されているのでしょう。何かを学びたいと思った瞬間が一番伸びるとき。当たり前の事が、大切に守られていることの心地よさを感じます。

切り紙。ひとつ制作するとどんどん試してみたがるのも、日本の子どもたちと同じ。

出来上がっていく作品たち。

最後に影絵も楽しみました。

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次の日。体育館にはインストラクターがやってきて、子どもたちは体操の時間がありました。

体操服、という概念がなく、みんな服を脱いで下着だけになって次々と飛び出していきます。笑

見ていると、学習と同じサイクルでの指導が行われていました。最初に身体を使ってゲーム、次に、先生が3つの種類の運動テーマをやってみせ、子どもたちを同じく3つのグループにわけた後、同時に活動開始。

そして、時々名前を呼ばれた子は、特別な課題(ケンケンだけでここからここまで何歩で跳んでみて、など)が与えられて、チェックしてもらう、という流れです。先生は子どもたちの様子に応じて、課題の内容を変えたりアドバイスをしたり。ここでも、個々の能力に応じたコーチングが主流の渡し方です。

この日は夏時間に変わり、時計が一時間早まりました。家族中で間違えたのか、遅刻する子も。笑

子どもたちみんなで、イースターの飾りつけ工作タイムもありました。学校全体がこのテーマで色々な角度から学んでゆくのだそう。

さらにその日誕生日を迎える子がひとりいたので、先生が王冠を制作。

わたしも手伝って、作りました↑

帰るまえ、輪になって話す時間では、5か国語で(!)振り付きで、ハッピーバースデイのうたをみんなで歌いました。机に乗っている主役は、みんなのうたを笑顔で聴き、そのあとひとりひとりが前に来てお祝いの握手をし、王様のようにふるまいながらニコニコとみんなに分けてあげるチーズとハムをあげていました。

Lukaが5歳になったよ!↑と一日書かれていました◎

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オランダの教育で特徴的なのは、一斎授業形式の授業がほとんどないこと。校区はなく、地域の子どもはそれぞれ別の学校に通い、親が子供にあった学校を選びますが、その教育の選択肢は本当に多様といえます。授業料は大学まで無料で、社会福祉制度が整っている国。PISAテストでも上位に入ります。

教育の自由が確立し、教育内容・方法面での自由競争が認められている上、国から資金面の保障もあるため、世界中の先端の教育方法を取り入れやすくなっていることも、独自に速いスピードで、本質的にいい教育という目的にむかっていきやすいということがあるのでしょう。

今回訪問した学校は、オランダ北部フリースラント州にあるダルトン教育の小学校でしたが、この後さらに南下し首都圏に近い場所で、別の小学校を視察させていただく予定です。

この旅の続きは、またここで。

(ブログでは載せきれない報告は、場を改めて報告会を開催予定です)

▶オランダ小学校レポート◆4-5歳児クラスMore子どもたちと創作編 南部の小学校訪問編

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Atelier for KIDs / ARTのとびら(芸術×教育ワークショップ)

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Rin! meets Holland! (旅の写真集はこちらから)

| 幼児教育・ART教育 | 04:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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